日報(シーズン3)

圧倒的な他律で自律。阿鼻叫喚のシーズン3。

H28-03-16

模試二日目

 

民法会社法民事訴訟

 

 休み時間に近くの喫茶店で休憩をとったのだが、レジのお姉さんが強面で理不尽に冷たい対応をされそうな予感がビシビシしていた。あぁ、いやな気分になるな、と思いながらレジで精算に入った。冷たい人に冷たくしたら、収拾がつかなくなるという経験則に基づき、こちらから謎の微笑をしたら、お姉さんはにこやかに対応してくれた。果たして、私の微笑が効を奏したのか、このお姉さんはそもそもフレンドリーだったのか。おそらく後者ととらえるのが健全であろうが、真実は闇の中である。

 論文について。会社法民事訴訟法についてはリハビリが終えておらず、まともに書ける自信はなかった。これは久々に頭が真っ白になる経験をすることになるのかしら、と思いながら問題を見てみたら、何とかなった。今回の模試はどうやら易しめの問題を出す傾向にあるらしい。

 何とかなったというものの、しょせん、最低限度のものを書いたというだけで、出来のいいものを書けたわけではないし、自分の想定する合格レベルにはない。

 昨日今日を通じてわかったのは、事実から法的論点を抽出する能力は最低限身についたといえること、他方で法律文書として表現する能力が不十分であるということである。致命的といえば致命的なのだが、要は三段論法を守って、わかりやすい文章を書くということを時間的な制約があるなかで行うことができないということだ。要は、などといっているが結局致命的じゃないか。こういうところがよくない。適当に文章を書き流す癖を改めるため、じっくりと自分にできる限り高品質な文章を書く練習をすることにした。じっくりと訓練することが重要だと思っている。本番同様の制約のなかで文章を書きなぐっていると、どうにも文章の質は向上しない。さらには思考も雑になるという弊害を感じる。なので、できる限りじっくり考え、文章と思考の質を上げる。そして、そのことが直観力の養成につながり、本番の時間的制約があるなかで思わぬ効力を発揮するだろうと思うからである。